ルフィ、お前は気づいているだろうか?

 お前を見つめている視線を。

 その視線の意味を。

 俺はずっとお前だけ見てきたんだ。

 10年間離れていたとしても俺はずっとお前のことを思っていた。今でもその気持ちは変わっていない。

その気持ちは更に募っていくばかりだ。

大人になったお前を見て俺はその思が強くなったのがわかる。

お前に触れるだけで俺は熱くなり、この腕に抱きたいと思う。

お前が笑っているとその笑顔を苦痛や悦の表情を見てみたくなる。

俺の欲望の中ではお前は俺にもう既に犯されているんだ。

めちゃくちゃにして俺に懇願する姿を想像しては俺の欲望を抑えている。

でももうそれも限界にきてる。

いつまで経っても俺に振り向かないお前が憎い。愛しているのにお前は俺に振り向いてくれない。

その思いが俺にお前を憎まさせる。

憎くて憎くてしょうがない毎日。

顔では笑っているが心ではお前のことを睨んでいたんだ。

気づいてるか?

いや、気づいてないだろうな、きっと。

でも憎くても憎みきれなくてお前を又愛してしまう。

ずっとそれの繰り返しだ。

お前は誰からにでも愛される資格を初めからもっていたんだ。俺だけではなく他の皆から愛されてる。

それ俺にとって苛つきの原因でもあった。

お前を愛しているのは俺だけだ。俺だけがお前を愛しているんだ。

この気持ちなら誰にも負けない。負けるつもりはない。

 でもどうだ?お前は俺以外の奴等とつるんで楽しそうにやってやがる。

俺が知らないところで楽しそうに笑っている。 

お前の笑顔は俺のためだけにあってほしい。

俺のためだけに笑ってほしい。

他の奴等になんか笑いかけてほしくない。

それは無理な願いなのか?

いや、無理じゃないだろう。

そう、無理じゃない。

俺はお前をモノにする力を持っているんだ。

お前を俺の手の中にしまっておくことはたやすいことだ。

そうだ、お前は俺の中で静かに笑ってればいいんだ。

お前のそのまぶしいくらいの笑顔で俺を見てくれ。

お前を手に入れるならなんだってするさ。

何せ10年越しの恋なんだから。

「ルフィ、ちょっと話があるんだ。いいかな?」

 シャンクスはルフィを呼び止めた。

「シャンクス!よかった、これから会いにいこうと思ったんだ。いいよ」

 ルフィは笑顔でシャンクスの側に近寄った。

 そう、その笑顔がずっと見たいんだ、ルフィ。俺の為だけに・・・。

「そうか、それなら俺の船に来ないか?せいいっぱいのおもてなしをしてやるぞ」

「本当か?行く、行く!絶対行く!」

「よし、そうと決まれば早く行こう。皆も待ってるし」

「うん、わかった」

 そう言ってルフィは頷いた。

 これでお前は俺のモノだ。

 シャンクスは心の中で微笑んだ。

その後、ルフィは全く仲間の前に姿を現さなかった。

それと同時にルフィが消えた日に赤髪海賊団も姿を消していた。

最後の目撃情報はその赤髪海賊団の船長とルフィは一緒にいたということが最後の証言となった。

 

 

あんまり激しい片思いじゃないかもしれない・・・。

ごめんよ、激しいの書けなくて(T^T)

6000HIT、さがみ様に捧げます。

 

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